出入国カード

　香港在住者で平日は中国の工場へ、
　週末は家族の待つ香港で過ごされる方が居ると思います。
　
　今日は月曜日ですから、
　平日に中国工場で働く為
　少し大きめの荷物を抱えた、
　日本人らしき男性を結構見かけます。
　
　香港から深セン方面に向かう際の入国手続きですが、
　昔に比べてボーダーが増えたり、
　手続きが簡素化され便利にはなりましたが、
　それでも羅湖を中心に混雑している事には
　変わり有りません。
　
　
　個人的な見解ですが、
　一番便利な方法としては、
　香港と中国のダブルナンバープレートを保有している車で
　ボーダーを越えるのが良いですね。
　
　それであれば、車に乗ったまま
　ボーダーでの出入国手続きが出来ますから
　羅湖の様に異様な雰囲気の中で手続きを行うのとは断然違います。
　
　
　ただ、このダブルナンバープレートを保有している車、
　やはり絶対数は少ないです。
　
　香港や中国のお金持ちが、
　自宅のある香港と工場のある中国大陸を往復するのに
　使用している方が殆どかと思います。
　
　
　っで、いつも思っていたのですが、
　車でのボーダー越え、
　香港と中国大陸間での密輸の温床ではないかという事です。
　
　
　
　
　
　
　
　
　やはり香港や中国の税関もその事は考えていた様で、
　今回は合同での調査を実施した結果、
　ダブルナンバーの車に携帯電話や日本の清酒等を
　エンジン横のスペース等に隠し持って密輸しようとした
　２７名が検挙されたそうです。
　
　
　
　私も何度か車でのボーダー超えを経験しましたが、
　手荷物検査って、車のトランクを時々開ける程度でしたから、
　殆どスルー状態だったと思います。
　
　
　きっとダブルナンバーの車で、
　中国から人民元も持ち込まれ、
　株式や不動産投資に使用されているのでしょうね。
　
　
　
　
　　
　そうそう、羅湖と福永港の中国税関による出入国審査ですが、
　これまで使用されていた出入国カードが変更されていますよ。
　
　恐らく、他の入出国審査場でも変更されていると思います。
　
　
　
　
　これが新しい出入国カードです。
　日本で以前使用されていた出入国カードと同じで、
　一枚綴りに入国カード、出国カードが付いています。
　
　入国審査時に出国カードは切り離して返却されます。
　
　
　
　これまで羅湖のボーダーだけ、
　他の入出国カードと違う独自の物を使用していましたが、
　これで少しは便利になるかもしれません。
　
　
　
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