香港も色々大変!?
ありゃりゃ、深センの証券取引ボード前で、
のんびりとトランプなんかして遊んでいるやん、このオバちゃん達!!
確かに深センや上海のA株市場は
過去最高値で引けていますから、
余裕の表情なんでしょうね。
7月末からの米国サブプライムローン問題を引き金とした、
世界同時株安なんてまったく気にせず、
完全に独自の値動きしていましたから。
ところが香港市場はそうは行きませんでした。
世界同時株安時に中国政府の口先介入のあった内容で、
中国人による海外市場へ自由投資、
どうやらこれの具体的政策が遅れるという情報が流れています。
そのため、一番恩恵を受けるであろうと思われた香港市場にとって、
この情報はネガティブな事として受け取られ、
昨日の値動きになりました。
一説によると、中国人一般投資家による香港市場への投資額は
現在約800億元だそうで、もし自由化された場合には、
その10倍である8,000億元が香港市場に流れてくるだろうとの事です。
確かにこれが本当であれば、
香港市場にとってもの凄く大きなインパクトになりますよね。
中国政府様もその点は理解しているでしょうから、
口先介入と具体的政策を上手に使い分けながら
これからも舵取りしてゆくでしょう。
そうそう、昨日のボーイングA380による
香港上空でのデモンストレーションですが、
やはり超低空飛行だったようです。
写真の角度によるでしょうけど、
香港で一番高いビルIFCやビクトリアピークと
ほぼ同じ程度の高度だったのですね。
( ̄~ ̄;) ウーン
そう考えると、よく飛行許可したものだと
益々考えてしまいます。
っで、このA380ですが、
香港空港横にあるワールドエキスポセンターで、
6日まで展示されるそうです。
さっそく香港の財政司司長である曾俊華さんも訪問し、
今回の様な展示会は香港にとって有益であるとアピールしています。
所が、香港のホテル協会では違った見方をしているみたいですね。
この方、香港ホテル協会の会長さんらしいですが、
香港には展示会を開くスペースが少なすぎると仰っています。
香港には湾仔の国際展示場や、A380が今回展示されている
空港横のワールドエキスポがありますが、
それだけでは足らないそうです。
香港のホテルは稼働率が現在85%を超えておりますが、
最近はマカオの発展が目覚しく、
カジノ施設が整備されたホテル等が
それこそ次から次へと建設されており、
香港の観光業界にとっては戦々恐々とした状況なのでしょう。
観光客自体もマカオは急増しており、
日本からは関空−マカオへの直行便も就航した事を見ると、
心穏やかになれないでしょうね。
さぁ、香港政府がこれからどんな対応をするのか、
ちょっと気になる所です。
ただ、頑張って頂くのは良いのですが、
税金だけは上げないでね。
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