サイドビジネス

 香港には総領事館に登録している在日本人が
 約25,000人も居ます。
 確か、上海でもそれと同じだけの日本人が居ると
 聞いています。
 
 海外に在住する日本人は香港を含めた中国に
 沢山おり、確かアメリカに次いで多かったと
 記憶しています。
 
 物価が日本より安く、企業の現地駐在員は
 その殆どが日本に居た時より肩書きだけは大きくなり、
 いきなり何十人の部下が出来るなんてことも
 珍しく有りません。
 
 皆、真面目に働いては居るようですが、
 日本に居た時より比較的に時間のゆとりが
 出来る方々が居ます。
 
 その様な日本人駐在員は、ゴルフ等の趣味に
 没頭したり、最近はハニートラップでちょっと有名
 ですが、カラオケ等に入り浸る方も少なくありません。
 
 当然、ちょっと才覚の有る方や、有ると思っている
 方々はゆとりの出来た時間でサイドビジネス
 行う人達も出てきます。
 
 日本で同じ様な商売を行うより、遥かに少ない
 少額で立ち上げられるため、結構皆さんやっています。
 
 日本人向けカラオケ店で、小姐が10名程度であれば、
 場所にもよりますが1万元(約14万円)から始められる
 様です。
 
 会社勤めのしがない社員からすれば、中国であっても
 一国一城の主になる訳ですから、ちょっと気持ち的には
 大きくなり、ちょっと嬉しいのでしょうね。
 
 但し、日本人が中国にて単独で商売を行うのは、
 今でも相当厳しいです。そのため、現地で
 中国人のパートナーと一緒にビジネスを
 立ち上げるのが一般的かと思います。
 
 ただ、気をつけなければいけないのは、
 この様な殆どの俄(にわ)かベンチャービジネス
 失敗に終わっています。
 
 その理由もお客さんが来ないとか言う問題では無く、
 パートナーである中国人になんだかんだと騙される
 場合が多いです。
 
 私の知人でもこの様な方々を沢山知っています。
 
 確かに中国はこれから経済発展する国ですから、
 ビジネスチャンスが多いのは誰にでも分かります。
 
 中国でビジネスを立ち上げようと、青雲の志で
 日本より来る方は別として、駐在員がサイドビジネス
 と思い簡単に商売を始めるのは大変危険だと
 思います。
 
 皆さんの会社にも、現地駐在員でこの様な方々が
 居るのではないでしょうか。

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