中国人的気質

 
 仕事柄深セン市や東莞市に工場を構える
 工場長や社長さん達と色々話をします。
 
 深セン市や東莞市での工場労働者賃金は
 この所上昇傾向にありますが、それでも
 給与はRMB700(約10,000円)/月程度です。
 
 これに残業代が加わるため、
 RMB1,000(約14,000円)/月程度になると
 思います。
 
 会社これ以外に福利厚生費として政府に
 対して給与の40%程度を納付していますし、
 従業員に対しては寮や食事を提供して
 居るところが殆どです。
 
 遠くから出稼ぎに来る労働者のため、
 この寮や食事は工場が用意するのが半ば
 当然となっています。
 
 この所中国も豊かになったためでしょうか、
 この寮や食事に対する要求が段々と多くなっており、
 なかにはこれを理由としてストライキ
 起こす労働組合も発生しています。
 
 まあ中には本当に粗末な物しか提供していない
 工場もある様ですが、つい最近も香港系の工場で
 食事の改善を要求するストライキが3日間発生
 したようです。
 
 あまり表沙汰にはなりませんが、
 日系企業でも結構ストライキが発生しています。
 
 彼等、彼女等は「先ずは言ってみる」という
 気質を持っているようで、兎に角要求してきます。
 
 仮の無茶な要求でも何処かの工場で認められると、
 「あそこの工場では認めた」と仰られ、次から
 次へと要求を突きつけてきます。
 
 こういう場合、その様な従業員には
 早めの待遇の良い会社に移って貰うよう、
 アドバイスするのが良いですね。
 
 でも時々逆切れして、労働局などを通じて
 因縁をつける輩も居ますので、気をつけましょう。
 
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 債券を追加購入しました。
 そろそろ金利上げは打ち止めの感がありますので、
 ちょっと債券も購入しています。
 
 資源関連がもう一段ピークとなれば(この9月?)、
 一度中国株も利確しようと考えています。
 
 その後調整時に再トライです。
 
 
これら内容はあくまでも参考情報です。
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