何だか世知辛い時期に入ったのかもしれません。

　
　
　
　
　
　
　『神舟七號』、取りあえず無事に打ち上がったようで、
　中国政府をはじめとした関係者も
　一安心している所でしょう。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　　
　
　こちらは一安心とは行かず、
　波紋がまだ広がっています。
　
　中国の毒入り粉ミルク事件。
　
　
　
　
　中国や香港では、
　赤ちゃんを持つ親御さんが、
　病院へ検診に訪れる人が急増しています。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　人間の赤ちゃんだけでなく、
　杭州の動物園で飼育されているオランウータンの赤ちゃん２頭から、
　腎結石が見つかったそうです。
　
　この動物園、今回問題となっている
　三鹿製の粉ミルクを与えていたことから、
　検査を行ったそうです。。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　こちらはマカオ衛生局が検査したところ、
　ロッテ中国が生産している日本人にもお馴染みのお菓子
　『コアラのマーチ』に問題となる乳製品が含まれている事を確認したそうです。
　
　
　どの程度の健康被害が出るのか分りませんが、
　何だかここ香港近郊も、
　ちょっとした『粉ミルクパニック』状態かも。。
　
　
　　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　　
　
　　
　
　
　
　
　
　
　
　こちらは本当のパニックに発展する所でした。
　
　インターネットを中心に香港の中小銀行である
　東亜銀行に対して、先に経営破たんした
　リーマンブラザーズ関連の損失が膨らみ、
　この銀行の経営が危ないとの噂が広がったそうです。
　
　その噂を聞き、昨日は東亜銀行の各支店には、
　預金を引き出そうとする人が押し寄せ、
　取り付け騒ぎに発展するところだったそうです。
　
　
　
　そのため、香港の金融局も
　東亜銀行の経営に問題が無い事を発表したり、
　香港警察も『風説の流布』容疑で、
　インターネット等、噂の出所を調査しているそうです。
　
　
　
　
　当事者である東亜銀行も、
　本日は急遽こんな広告を出しています。
　
　　
　
　
　内容的には、『信用不安は無い』という事でしょうか。
　
　
　
　ココ最近、香港の金融市場も急速に悪化していますから、
　香港市民の不安が増大している中では
　ちょっとした噂話にも大きく反応してしまうのでしょう。
　
　ただ、東亜銀行の経営が本当はどうなのか、
　今の時点では分りませんけどね。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　香港では今、心理的な不安が増大していますから、
　ミルクや金融に関する話題について、
　過剰反応する傾向が強いと思います。
　
　
　
　現実がどうかというより、
　心理的な不安が群集心理を煽り、
　ネガティブな内容に極端に反応してしまう。
　
　　
　何だか世知辛い時期に入ったのかもしれません。
　
　　
　
　
　
　
　
　
　
　ただ、どんな状況においても、
　冷静に現実を見られるようにだけはしておきましょう。
　
　
　そうでなければ、
　最終的には間違った判断をしてしまいますからね。
　
　
　
　
　
　

　
　　
　
　
　
　
　では、このおっさん
　一体何処を向いているのでしょうか？
　
　　
　
　
　
　
　
　
　
　
　　
　
　
　
　　
　
　
　(￣_￣ i)
　
　
　
　　
　
　
　
　
　
　　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　　
　
　
　
　
　
　
　　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　　ρ(￣∇￣o)♪　ついでにこれも押しといてんかぁ〜。
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