鈍感力!?

 
 
 
  
 
 昨日の香港市場、
 前日の米国ダウ工業指数の急落に伴い、
 寄り付きより売り一色になっていましたが、
 後場にかけて買い戻され、
 結果的にはそれ程大きくは下げませんでした。
 
 
 まだ若干の懸念はありますが、
 香港市場は米国のサブプライムローン問題に対して、
 相当の免疫というか、鈍感力が付いてきたのではないかと思われます。
 
  
 
 29日付の英紙フィナンシャル・タイムズによれば、
 香港を含む中国の株式時価総額は、
 28日の終値ベースで時価総額は4兆7200億ドル(約542兆8000億円)。
 これに対して日本の株式時価総額は4兆7000億ドル(約540兆5000億円)だったそうで、
 時価総額での比較はとうとう抜かれてしまいました。
 
 人民元高やこれからの経済成長率を考えると、
 この差は益々広がって行くのでしょうね。
 
 
 
 
 
  
 また、本日はこんな記事も出ていました。
 
 
 
 
 
 香港へ投資を目的とした移住者が急増しているようで、
 その投資対象として株式購入だけでなく、
 不動産への投資活動も盛んに行われているそうです。
 
 
 記事中にはその移住者が何処の国から来たのか記載されていませんが、
 恐らく中国大陸からの移民者が多いのではないかと思われます。
 
 ちょっと前までは香港のお金持ちの人達が
 上海等で投資目的として不動産を購入していましたが、
 経済成長によってお金持ちになった中国人が、
 今度は香港の不動産を購入するために逆流してきたのではないでしょうか。 
 
 
 
  
 【香港への投資移民申請数】
 
 
 2007年7月   217人(68人)
 2007年6月   171人(80人)
 
 2007年1月~8月 953人
 2006年     800人
 2005年     495人
 2004年     465人
 
 ( )内は前年同月実績
  
 
 
 
 香港ではその価値を高める為、
 お金を持った人達を積極的に受け入れています。
 
 
 やはり香港は中国大陸の中でも旧西側先進諸国への入り口ですから、
 自身や家族の身を守る為にも
 香港へ移民してくる中国人は増えると思います。
 
 
 ちなみに香港では、
 オリンピックで金メダルを獲得した
 中国人スポーツ選手の移民についても
 積極的に受け入れる姿勢を示しています。
 
 
 もしかしたら北京オリンピック後には、
 中国人金メダリストが香港中に溢れているかも。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 でも、ちょっと心配なのは、
 経済が上向いてくると、
 安全に対する意識が薄れてくる事です。
 
 
 
 
 
 
 一昨日、香港島にある海洋公園のロープウェイが、
 約8分間、空中で停止してしまいました。
 
 
 ちょっと前にゴンビン360のロープウェイで、
 ゴンドラが地面に落下するという事故が発生し、
 香港政府より海洋公園のロープウェイを緊急点検するよう指示が出ていました。
 
 
 それなのに今回この様な事故が発生しています。
 
 
 
 約8分間停止という事で実際の被害は極小でしたが、
 この様な小さな事故が予兆となり、
 大きな事故へ結びつく事がありますので、
 安全に対しては決して鈍感になって欲しく無いものです。
 
 
 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 ちょっと話は変わって中国様の話題。
 
 
 これももしかしたらちょっとした鈍感力が働いたのかもしれません。
 
 
 
 
 
 北京で医療事故に対する裁判が行われたそうです。
 
 
 その内容というのは、
 21年前に二人の妊婦さんがそれぞれ子供を出産しました。
 
 その内の一人の妊婦さんは双子を出産したそうですが、
 この双子、大きくなるに連れて全然似ていないという事に気付き、
 この双子の両親が21年前に出産した時、同じ病院で出産した
 もう一組の子供とDNA鑑定を行ったそうです。
 
 
 どうやら病院が子供取り違えた様で、
 DNA鑑定の結果からもその事が99.999%の確率で証明されたそうです。
 
 
 
 写真の右3人が今回の当事者でしょうけど、
 こうやって見る限り、
 一番右側の青年と3番目の青年が似ていると感じます。
 
 
 
 ( ̄~ ̄;) ウーン
 
 
 
 
 
 こんな所での鈍感力は必要有りません。。。
 
  
 
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