『雙鶴』

 
 
 
 
 香港の失業率、遂に3%台へ突入!!
 
 
 香港の8月〜10月の失業率は、
 9年半ぶりに3.9%と低い数字になり、
 経済の好調さを浮き彫りにしています。
 
 平均5%前後の失業率であった事を考えれば、
 また、SARSの頃を知っている方にとっても、
 その時とはまるで別世界です。
 
 
 
 そんな事を反映してか、
 日本でも報道されている通り、
 18日の日曜日に行われた
 香港区議会選挙では、
 民主化を推進する政党より、
 今の経済を持続させている、
 中国共産党系の政党が圧勝しています。
 
 
 やはり、理念や政治信条などより、
 お金儲けが優先なのでしょうね。
 
 
 って、言うか、
 元々私達が考えている理念や政治信条自体、
 存在しないのかもしれません。
 
  
 
 
 
 
 
 そんな香港経済を引張っている一つの要因としては、
 香港株式市況の好調さがあり、
 株式取引による印紙税や、
 香港政府が所有する香港取引所等の株価上昇によって、
 その含み益が増加している事が挙げられます。
 
 
 先週よりお伝えしてきましたが、
 香港株式市況に冷水を掛ける
 中国政府の主導(?)と思われる対策が出始めています。
 
  
 
 
 まぁ、当然違法ではありますが、
 深セン人民元を引き出し、
 それをハンドキャリーや地下銀行を通して
 香港やマカオに送金し、
 不動産取得や株取引に投資されていたお金。
 
 これが深センの銀行では
 一日の預金引き出し金額が個人には3万元に
 規制されてしまいました。
 
 
 
 
 東アジアサミットに出席するため、
 温家寶首相が記者会見をした際、
 
 『地下銀行の不正取引は取り締まりが必要だが、
    預金引き出し金額を制限することには同意しない』
 
 という旨の発言をしています。
 
 この言葉をどれだけ信じるかは、
 人それぞれでしょうけど、
 私は言葉通りには受け取っていません。
 
 
 政府が深セン地下銀行を摘発した際、
 その銀行の裏口座には、
 中国株愛好者では誰もが知っている
 香港市場に上場している会社の関連会社名が有ったそうです。
 
 
 一般市民への被害は最小限に抑えたいでしょうが、
 今回の中国政府の動きは本気かもしれません。
 
 
 米国のサブプライムローン問題より気になります。
 
 
  
 当面、香港市場は目が離せない状態になるでしょうし、
 香港の実態経済にも影響を与えかねません。
 
 
 
  
 
  
 
 
 
  
 
 
 とは言いながら、
 私は自分の仕事自体が目が離せない状態。
 
 
 唯でさえ忙しいこの時期に、
 大きな問題を発生してくれる取引先。
 
 香港も今日からグッと寒くなり、
 私も思わず体調を崩しかけているし、
 ちょっと気合を入れ直さねばなりませぇん!
 
 
 
 
 
 
 
 なんて思っていら、
 こんな『石』の写真が掲載されていました。
 
 河南の伊川という場所で見つかったそうです。
 
 
 これって本当に自然の模様なのか、
 それとも誰かが人工的に作ったの分かりません。
 
 『雙鶴』だそうです。
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
 確かに2羽の鶴に見えます!! 
 
 
 
 ニセモノかもしれませんけど、
 それでも何だか得をした気分です。
 
 
 
 
 さぁ、今日も頑張ろう!!
 
 
 
人気blogランキングへ
 
 
  
 
 
 
 
 
これら内容はあくまでも参考情報です。
この情報により発生した損失(利益)は
当方には何等責任はありません。
投資は自己判断にてお願いします。