直通車ならぬ、○×△かい!?

 
 
 さて、今年も残すところ1ヶ月半となりました。
 
 香港ではクリスマス飾りも殆ど終わり、
 ライトアップされた香港の夜景を楽しむには、
 絶好の時期となってきました。
 
 
 
 このライトアップされた香港を見ると、
 『今年も、もう直ぐ終わりやなぁ〜』っと、
 しみじみ感じます。
 
 
 但し、そんな夜景を楽しむ余裕は殆ど無く、
 年末に向けて仕事の追い込みが始まるし、
 それが終わると今度は旧正月に向けての対策を講じる必要があります。
 
 
 私と同様、香港で現地法人や企業等の責任者を勤める方にとっては、
 これから年末・年度末に向けての予算絡み内容で
 頭を痛める事が多くなるかと思います。
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
  
 
 
 香港のお隣り、広東省政府にとっては、
 そんな私達の悩みなど全く関係ない様です。
 
 
 今年の広東省全体のGDP(国民総生産)は、
 台湾のそれを抜いて3,900億ドルに達するそうです。
 
 
 広東省のGDPは、
 既にシンガポールや香港のそれも抜いています。
 
 
 中国の、一地方省である広東省だけでこの数字ですから、
 中国全体のGDPが今年はどのくらいの数字になるか、
 楽しみな反面、没落傾向にある日本と比較すると、
 ちょっと複雑な心境です。
 
  
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 経済的に好調な中国を印象付けるものとして、
 こんな記事も載っていました。
 
 世界貿易機関WTO)の常設上訴機構には、
 7人の理事が居るそうです。
 
 今回はその内の一人に、中国人の張さんが任命されました。
 
 
 中国はWTO加盟時に、
 中国市場開放に関する様々な約束をしてきましたが、
 その殆どがまだ実行されていません。
 
 
 今回の理事就任により、
 WTOでの中国の発言権は更に増すでしょうが、
 先ずはWTO加盟時に約束した内容を早く実行してもらいたいです。
 
 
 
 私の仕事にも関係する内容なので。。。。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 さて、一昨日より伝えてきた、
 深センにある銀行での預金引き出し制限ですが、
 本日は香港各紙で一斉に報道しています。
 
 深センの銀行ではマネーロンダリングを防止するため、
 顧客が一日に金融機関より引き出す金額を
 3万元(約40万円)に規制したという事です。
 
 これは以前より問題となっていますが、
 深センでお金を引き出した中国人が、
 そのお金を懐に忍ばせ、
 香港へ違法に持ち出す事が急増していました。
 
 深センと香港のボーダー(国境?)では、
 不正に持ち出される人民元の摘発が、
 件数及び金額も急増していましたから、
 恐らく本当なのでしょうね。
 
 今回の措置は、この不正持ち出しを防止するのが、
 恐らく一番の狙いなのでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 中国では、個人による香港を含めた海外への自由投資が解禁、
 所謂『直通車』が話題になていましたが、
 やはりと言うか、何と言うか、
 一般市民レベルでは既に『直通車』ならぬ、
 『地下鉄』が開通していた訳ですね。
 
 
 まぁ、今回の規制にしても、
 そこは中国の事ですから、
 また別の対策を講じるでしょうけど。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 中国も色々と変化していますねぇ。
 
 ただ、私としては
 こんなラジオを聴いている
 おっちゃんが居る中国が好きだったのですが。
 
  
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 自作のラジオウォークマンかい??
 
 
 
 
 
 
 
 
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